Implant
インプラント治療
インプラント治療とは
歯を失ったまま放置していると、隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせが崩れたりと、お口全体のバランスに影響が及びます。残っている歯にも大きな負担がかかり、さらに歯を失う原因になることもあります。
インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。入れ歯やブリッジとは異なり固定式のため、天然の歯と同じようにしっかり噛むことができます。見た目も自然で美しく、周囲の健康な歯を削る必要がないため、残っている歯を守ることにもつながります。
インプラントの仕組み
インプラントは、インプラント体(人工歯根)・アバットメント(接続部品)・クラウン(人工の歯)の3つの部品で構成されています。
顎の骨に埋め込まれたインプラント体は、「オッセオインテグレーション」と呼ばれる現象により骨としっかり結合します。これにより、天然の歯と同じようにしっかりとした土台が生まれ、その上に自然な見た目のセラミック製クラウンを装着することで、見た目も噛み心地も天然歯に近い仕上がりになります。
こんなお悩みはありませんか?
歯を失った本数や場所によって、最適な治療法は異なります。それぞれのケースでインプラント治療がどのように役立つかをご紹介します。
健康な隣接歯を削って3本連結のクラウン(ブリッジ)を固定する従来の方法とは異なり、インプラントなら歯がなくなった部分にだけ人工歯根を埋め込むため、周囲の歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
インプラント以外の治療法は部分入れ歯しかなく、審美性・機能性に劣り、長期的には支台となる歯を失うこともあります。歯がない部分に最適な本数のインプラントを埋め込みブリッジで固定することで、残った歯や骨へのダメージを回避できます。
これまでは着脱式の総入れ歯しか選択肢がありませんでしたが、インプラント治療により機能的な入れ歯や固定式のブリッジを製作できます。口腔状態に最も適した治療を行うことで、機能と審美を回復することができます。
当院のインプラント治療
当院では、40年以上の歴史と豊富な臨床データに裏付けられたSweden & Martina社のインプラントシステムを採用しています。
最短6週間で骨との結合(オッセオインテグレーション)が完了するため、従来のシステムと比較して治療期間の短縮が期待できます。また、上部構造にはセラミック素材を使用し、天然歯と見分けがつかないほど自然な見た目を実現します。
患者さまお一人おひとりの状態に合わせて最適な治療計画をご提案し、安心して治療を受けていただけるよう丁寧にサポートいたします。
よくあるご質問
インプラント治療について、患者さまからよくいただくご質問をまとめました。
骨の成長(通常16〜18歳、個人差あり)が終了した健康な方であれば、どなたでも治療が可能です。年齢の上限はありません。
全身性疾患や血管障害、口腔衛生状態が悪い場合などは治療ができないことがあります。糖尿病や骨粗鬆症はリスク因子とされていましたが、近年の文献では安定した症例も報告されています。一般的なケースにおいて、インプラント治療の成功率は約97%です。詳しくはご相談ください。
局所麻酔下で手術を行いますので、術中に痛みを感じることはありません。術後数日間はわずかな腫れや痛みを感じることがありますが、冷却や鎮痛剤で軽減できます。
インプラントは既に半世紀の歴史があり、欠損補綴の第1選択肢として確立された治療法です。現在、世界中で毎年数百万本のインプラントが臨床使用されています。
インプラント治療は自由診療(自費)のため保険は使えません。治療費はインプラントの本数、症例の難易度、人工歯の種類などによって異なります。症例に応じた方法をご用意しておりますので、詳しくはご相談ください。
治療期間中は仮の歯や現在使用中の入れ歯などを使用していただきます。見た目にわかりにくく、普通に過ごすことができます。
インプラントも天然歯と同様に、歯垢や歯石が原因で周囲炎を引き起こすことがあります。適切な清掃器具を使った毎日の口腔ケアに加え、定期的なメンテナンスを受けていただくことが大切です。
以前のような歯のある生活に戻ることができます。普通に会話をし、自然に笑顔になれ、好きな食事も楽しめます。審美性・機能性の回復は、健康面だけでなく精神面にも良い影響を与えてくれます。
25年前に治療し今も機能している症例が多く報告されています。長持ちさせるためには、定期的な検診と正しい口腔ケアが最も重要です。